仕事と家庭を両立させる女性の悩み

女性の社会進出において、家庭と仕事の両立は大きな課題と言えます。女性の社会進出に対する政府の取り組みでは、育児休養制度をはじめとしてさまざまなものが行われています。しかし、諸外国と比べて日本女性の社会進出には大きな差があるのが現状です。
仕事や家事、育児を女性一人でこなすのは、精神的にも肉体的にも負担が大きいでしょう。そこで一番重要になってくるのが、パートナーの協力です。食事や洗濯、片付けなどは時間が空いている方が行う、または分担するなど、さまざまな工夫が大切と言えます。

しかし、現状は女性の負担率が高いケースが多いです。理由として、例えば洗濯物は自分で畳む方が早かったり、料理の後片付けをしてくれないなどが挙げられます。パートナーからすれば喜んでくれると思っていたことが逆に怒られて喧嘩に発展するなど、お互いにストレスが溜まる結果となりかねません。また、子供の急な怪我や病気の時、学校行事の時などで仕事を早退したり、遅出になったり、休んだりと周りに気を遣わなければならず、人間関係に影響することもあります。
パートナーの方が稼いでいるからと、我慢して子供の学校関連や病気の世話、習い事の送迎まで全て女性が担ってる場合も多いです。実家が遠いと、全て一人で抱えがちです。完璧を目指すと破綻してしまうため、優先順位や時間配分をある程度決めたり、手を抜いたりすることも重要となります。そのほか、パートナーや周りの手伝い、地域の育児支援サポートなどを受けて仕事と家庭を両立させましょう。